■教会結婚式
チャペルでイエス・キリストの承認を受ける
結婚式です。主にカトリックとプロテスタントが
あります。
結婚式といったらイメージするのはやはり
一番人気のこのスタイル、憧れの教会式です。
新郎新婦は後姿を主に見られます。
トレーン(裾)の長いウェディングドレスや、
長いヴェールなどを付けてみてはいかがでしょうか。
■チャペルとチャーチってどこが違うの?
「チャペル」は学校、ホテルや結婚式場などにプライベートな祈りの場として併設された建物です。
「チャーチ」は地域の宗教活動の中心的な存在で信者でなければ使用できません。
■カトリックとプロテスタントって何?
キリスト教には主に2派の宗教があります。
チャペルを見るとわかりますよ。十字架にイエスキリストがはりつけになっているのが「カトリック」、
十字架のみまたは十字架がないのが「プロテスタント」と覚えてください。
■神父と牧師ってどこが違うの?
「神父」はカトリックの教えを導く人。「牧師」はプロテスタントの教えを導く人。
■アーメンってどんな意味?
ギリシャ語で「本当です」「その通りです」の意味。
神父または牧師といっしょに「アーメン」と言うといいかもしれませんネ。
■教会のチェックポイントは?
教会で式を挙げたいとお考えの方にチェックポイントをアドバイスします。
(1)独立型? or 館内型?
(2)ヴァージンロードの長さは?
(3)集客数が十分?
(4)明るさは?
(5)音響チェック!(パイプオルガン、管楽器、弦楽器、ゴスペル等の演出)
(6)写真・ビデオの撮影が可? or 不可?
(7)挙式の所要時間は?
(8)ライスシャワーやフラワーシャワーが可能?
(9)挙式後友人たちと写真撮影の時間が有無?
■神前結婚式
厳粛な結婚式を求めるならコレが一番!
基本は紋服・白無垢で行います。
明治の始めに広められた結婚式。
神殿又は神社で神様の前で挙げる結婚式です。
神事として三三九度の杯や、玉串の奉天を
行います。
最近では親族だけではなく友人の参
列も認められている会場もあるようです。
■神前挙式はどのように進行するの?
会場によっても異なりますので、一般的な進行です。
(1)入場・・・神殿に向かって右が新郎家、左が新婦家で家族・親族の順に着席します。
(2)修祓(しゅばつ)・・・おはらい
(3)祝詞(のりと)・・・神主が二人の結婚を神前に報告。
(4)三三九度の盃(三献の儀)・・・大・中・小の盃(天・地・人を表す)が一巡することを一献(いっこん)といい、三つ組み
の盃が一巡すれば三献、これを三度繰り返すのが、三三九度というわけです。したがって3回で飲むわけですね。
(必ず飲む必要はありません。お酒の弱い方もいらっしゃいますので、飲まなくても大丈夫ですヨ。)
(5)誓詞・・・誓いの言葉です。普段使い慣れていない難しい文句も出てきます。予め目を通して下さいね。
(6)指輪の交換・・・新郎から新婦へ、新婦から新郎への順です。
(7)玉串奉天・・・神前に進み玉串(榊の枝)を受け取ったら時計回りに回して奉天します。
(8)親族盃の儀・・・親族の皆さんでお神酒を飲み結婚を祝う。
(9)退場・・・新郎新婦を先頭に。
雅楽の生演奏の有無などをチェックしてください。
お祈りは2回礼をして2回の拍手、最後に1回礼(二礼、二拍手、一礼)です。
神聖な場所ですので入室・退室の際には一礼するといいですね。
■人前結婚式
その起源は室町時代とも言われ、日本では
一番歴史の長い結婚式です。
宗教・形式にこだわることなく、家族・友人・
知人に囲まれて祝福され、好きなスタイルで
行うことができオリジナリティーの高いものに
なります。
現在では若いカップルの約25%が人前結婚式
(人前式)により結ばれています。
■人前挙式はどのように進行するの?
特に決まった進行はありませんが参考にしていただければ幸いです。
(1)入場(二人で or お父さんと)
(2)誓いの言葉(二人から)
(3)語り(司式者の語りが入ります)
(4)賛同の拍手(参列者の承認の拍手)
(5)キャンドルライト・セレモニー
(6)結婚証明書に署名・披露(立会人代表者に署名を頂くこともあります)
(7)リングキャリー
(8)結婚指輪の交換・披露
(9)結婚宣言
(10)退場(ライスシャワー or フラワーシャワー)
これは一例です。所要時間は約20分。(5)(7)についてはお問い合わせください。
ブライダル 結婚式 ウェディング 披露宴 司会 プロデュース スナップ 写真 長野県 松本市 平林弘幸